パフォーマンス・コンサルティング

人材開発担当の教育  3つの展開パターン

人材開発担当の教育 3つの展開パターン

人材開発担当の仕事の流れと小社サービス

人材開発担当の業務も変化し、以下のような専門的な知識・スキルが必要になっています。

  • ニーズ把握にはパフォーマンス・コンサルティング
  • 研修設計にはインストラクショナルデザイン
  • 職場での研修コンテンツの活促進用には研修転移
  • いろいろなモデルや手法がある研修効果測定

それぞれの専門領域を学ぼうと思うと、以前より日本語の情報はかなり増えていますが、断片的で浅い情報が多く、ストレスを感じると思います。

現在の人材開発に必要な3大基礎知識

小社は2010年の『パフォーマンス・コンサルティングⅡ』出版以降、大手企業を中心に人材開発担当の教育を支援してきました。

人材開発担当者向け研修実績436社1337人

パフォーマンス・コンサルティング・ワークショップ

186社849人

研修企画・設計の基本

201社310人

人材開発部 テーマ別 勉強会

13回178人

企業内実施 平均受講者数

16.0人/回

*上記数字には慶応MCC、リクルートマネジメンスクール、JMAなど、出講実績も含む

 

以下の3つの展開パターンは、これまで試行錯誤しながらお手伝いしてきた経験をもとに、体系的に行う人材開発部 勉強会のイメージを一般化したものです。

A.研修ベンダー委託が基本の人材開発部門

研修ベンダーへの委託が中心の人材開発部門には、次のようなお悩みがあると思います。

  • 事業戦略の実行を支援する社内コンサルタント的な役割を目指しているが、3~4年で担当が異動するので前例踏襲的になり、人材開発の専門知識が蓄積しない
  • 経営幹部の研修ニーズに誠実に応えようとするあまり、御用聞きのようにヒアリングし、何とかそれを実現しようと研修の企画・実施で手一杯になる
  • 研修効果測定が重要だとわかっているが、片手間の勉強では追いつかず、毎年研修アンケートの経年比較や分析にとどまっている
  • 海外の人材開発トレンドなどの情報収集に手が回らない

こういう状況では次のような勉強会が考えられます。

人材開発部 勉強会 パターンA

B.自社開発研修が基本の人材開発部門

業務の専門性が高く外部に委託できないため、独自に研修を開発している人材開発部門では、次のようなお悩みがあると思います。

  • 単に「不足している知識」を中心に考え、「事業戦略の実行→重要な実務行動→必須の知識・スキル」という戦略連動の発想がない
  • 与えられたテーマに対し、各人の経験をもとに「よかれ」と思う学習コンテンツをエイヤーで決め、いきなりパワーポイントで資料をつくり始める
  • 研修設計の専門的な勉強をしていないので、研修全体の構造や演習のつくり方が個人の感覚的判断となり、品質がばらつきやすい
  • 研修効果測定は重要だと思っているが、専門的な勉強をする余裕もなく、研修直後アンケートに頼っている

こういう状況では次のような勉強会が考えられます。

人材開発部 勉強会 パターンB

C.テーマ別に展開

1.研修効果測定の強化(例)
  • 研修効果測定の単なる手法だけでなく、よくある研修効果の悩みや疑問に対する答えを知りたい
  • カークパトリックの新4レベル、フィリップスのROI、ブリンカホフのサクセスケースメソッドなど、主な研修効果測定のモデルや手法の違いについて勉強したい
  • 「研修効果測定」を部分でとらえるのではなく、人材開発業務のフロー全体(ニーズ把握・設計・実施・転移・効果測定)の関連性をおさえ、体系的に学びたい

こういう状況では次のような勉強会が考えられます。

人材開発部 研修効果測定勉強会 

2.パフォーマンス重視の部門運営にシフト(例)
  • 「よい研修をたくさん実施する部門」から「パフォーマンス改善する部門」に変化してきた人材開発の大きな潮流を全員と共有したい
  • 人材開発を「事業成果に貢献する部門」に移行したいので、組織や仕事の流れなど、何がどう変わるのか事例を交えて勉強会をしたい
  • オンライン研修が中心となり、人材開発部門の運営や研修設計の考え方などがどのように変化しているのか知りたい

こういう状況では次のような勉強会が考えられます。

パフォーマンス重視の人材開発 勉強会

人材開発部 勉強会の学習コンテンツ

小社の人材開発トレンド解説資料

下記のような人材開発トレンド解説資料が学習コンテンツのベースになります。

 

人材開発のフレームを持とう-1人材開発のビジネス支援を高める基本5章 55ページ
人材開発のフレームを持とう-2人材開発部の運営効率と能力要件5章 58ページ
人材開発のフレームを持とう-3オンライン研修時代の研修設計と研修転移

5章 54ページ

人材開発のフレームを持とう-4上流から設計する研修効果測定5章 61ページ
パフォーマンス改善する人材開発パフォーマンス改善の動向をおさえよう4章 42ページ
はじめての人材開発担当人材開発の全体像をつかもう33ページ

 

ご関心のあるテーマの表紙画像をクリックすると、詳細な目次PDFを見ることができます。

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1 人材開発のビジネス支援を高める基本

1章 事業成果に貢献する人材開発部門になる
2章 人材開発の基本としてのパフォーマンス・コンサルティング
3章 コロナ後の人材開発の基本-ATD Hanbook 2022
4章 人材開発の仕事を見直す本と動画
5章 パフォーマンス・コンサルティング+インストラクショナル
  デザイン

人材開発部の運営効率と能力要件

1章 事業指標と研修指標と人材開発部門の経営
2章 日米の人材開発調査- ATD Industry Report 2018と比べて
  みよう
3章 ATD 2019ケイパビリティモデル -これからの人材開発担当4章 これからの人材開発責任者に求められる役割
5章 The Chief Leaning Officer(2007年)で印象に残った17人
  のCLOの言葉

3オンライン研修時代の研修設計と研修転移

1章 オンライン研修時代の人材開発の4つの変化
2章 オンライン研修設計の実務に役立つ本・動画
3章 研修成果を高めるために-最初に研修成果を定義しよう
4章 研修転移のモデルと事例をみてみよう-6Ds
5章 研修転移の進展-ラーニングジャーニーとチャットボット

上流から設計する研修効果測定

1章 研修効果で悩む「前提とパターン」を変えよう
2章 研修効果測定の4つの事例をみてみよう
3章 研修効果測定のルーチンにしよう-サクセスケースメソッド
4章 研修効果測定のカークパトリックの新4レベル
5章 研修効果測定 フィリップスのROIモデルの変化

パフォーマンス改善する人材開発
   ~パフォーマンス改善の動向をおさえよう~

1章.パフォーマンス改善とは
2章.パフォーマンス改善する人材開発
3章.人材開発の実務に組み込まれたパフォーマンス改善
4章.パフォーマンス改善を実践するCLO(人材開発責任者)

はじめての人材開発担当

1.人材開発の前提-目的・顧客・視点・成果指標
2.人材開発のふたつの業務フロー
3.人材開発担当の実務と注意すること
4.研修成果が明確な事例の特徴
5.人材開発担当に必要な能力と自己啓発

     人材開発の効果的なニーズの把握と整理にはコツがあります

パフォーマンス・コンサルティングⅡ
研修効果にこだわる人事・人材開発スタッフには、おすすめの一冊。人材開発部のビジネス志向を高めるための具体的なフレームを整理した本です。

  • 経営幹部から事業の観点で人材開発ニーズを聞きだす質問例
  • 多くのニーズを構造的にまとめるツール
  • 従業員のパフォーマンスが低いときの原因と対処例
  • 経営幹部の戦略実行を支援した多くの事例等

人材開発の上流で役立つ情報が満載です。

代表者プロフィール

鹿野 尚登 (しかの ひさと)

1998年にパフォーマンス・コンサルティングに出会い、25年以上になります。
パフォーマンス・コンサルティングは、日本企業の人事・人材開発のみなさまに必ずお役に立つと確信しています。

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会社概要

株式会社
ヒューマンパフォーマンス

0466-47-7231

〒251-0027 神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡2-1-23

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弊社コラム記事からテーマで選び、4冊のシリーズにまとめました。ATDなど最新動向が気になる方にぜひ!

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