ここでは人材開発部の部課長によくある部運営の疑問、10の問いを解説しています。
目次
「戦略と人材開発の連動」をどのレベルで取り組むのかによって変わりますが、一般的に言えば次の3点です。

「新卒一括採用-長期雇用-階層別教育」は日本的雇用慣行の考え方であり、世界的には珍しいです。

人材開発部のミッション次第ですが、学習コンテンツの汎用性、研修設計・開発力、効果、コスト、スピードの観点で判断するとよいと思います。
米国の大手企業では研修設計(インストラクショナルデザイン)の学位取得者が大半で、内製化比率は日本企業よりも高いと思います。

「ビジネスと人材開発を連動させ、研修成果を確実に出し、効果をKPIで示す」という前提に立つと、下図の5ステップが必要です。
ただし、それぞれのステップを実践するには、専門的な知識が必要になります。
ビジネスとの連動を実践し、研修成果をKPIで示すためには、特に上流での「ニーズ把握と研修設計+α」の取り組みが極めて重要です。

一般論でいえば下記3点です。
まずは「1.人材開発部のミッションと成果とするKPIの再定義」について社内的な合意を得ないと前に進められないと思います。

人材開発部のミッションや役割によって変わりますが、一般的には下記のようなイメージです
ATDケイパビリティ2019では、組織・専門・個人の3分野で23のケイパビリティを示しています。

現在、メンバーが作成している研修企画書の内容を見るのが一番早いでしょう。
「人材開発部門のミッション、成果とするKPI」と「研修企画書の内容」を比較すれば、どの程度実践できているのか一目瞭然になると思います。
さらに、研修企画書の相互レビューをすると、各メンバーの強み・弱みもわかるはずです。

最低限の基礎教育として、次の3つをおすすめします。
どの程度の習熟度を求めるのかにもよりますが、一度に1スキル分野に焦点を絞り、日常業務で実践を反復することが王道です。
ある程度のレベルに達したら次の分野に進み、これを繰り返すのが現実的と思われます。

自社の「人材開発部のミッションと成果KPIの定義」によって期待レベルも変わります。
一般論でいえば、人材開発スタッフがBP化していき、人材開発施策の成果・効果の可視化を実践し、経営幹部やラインへの対応が評価されるレベルということでしょう。

人材開発担当の育成をしないと、「ニーズ把握・研修設計・研修転移・効果測定」の実践知が組織に蓄積されず、以下のような事象が繰り返されます。

パフォーマンス・コンサルティングⅡ
事業成果・研修効果にこだわる人事・人材開発スタッフに、おすすめの一冊です。ビジネスと人材開発の連動を高めるための具体的なコツを整理した本です。
人材開発の上流で役立つ情報が満載です。
| 人材開発のフレームを持とう-1 | 人材開発のビジネス支援を高める基本 | 5章 64ページ |
| 人材開発のフレームを持とう-2 | 人材開発部の運営効率と能力要件 | 5章 64ページ |
| 人材開発のフレームを持とう-3 | オンライン研修時代の研修設計と研修転移 | 5章 54ページ |
| 人材開発のフレームを持とう-4 | 上流から設計する研修効果測定 | 5章 61ページ |
| パフォーマンス改善する人材開発 | パフォーマンス改善の動向をおさえよう | 4章 42ページ |
| はじめての人材開発担当 | 人材開発の全体像をつかもう | 33ページ |
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鹿野 尚登 (しかの ひさと)
1998年にパフォーマンス・コンサルティングに出会い、約30年になります。
パフォーマンス・コンサルティングは、日本企業の人事・人材開発のみなさまに必ずお役に立つと確信しています。
代表者プロフィール
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