あなたは人材開発部のスタッフです。
営業部で若手社員の戦力化に時間がかかりすぎることが問題視されています。
営業部のトップから「人材開発部門でも何とか知恵を出してほしい」と言われています。
【問い】
(1) あなたならどうしますか?以下の選択肢から近いものを選んでください。
(ア) 営業教育で評判がよい研修プログラムを検索する
(イ) 過去の若手の営業成績のトレンドを調べる
(ウ) 採用基準を調べる
(エ) 取引のある研修会社に相談をする
(オ) 顧客や競合の動向を調べる
(カ) 営業部のトップも含め、何人かにヒアリングする
(キ) その他
(2) 上記を選択した理由を述べてください。
<アフターストーリー>
営業部のトップから相談を受けたあと、評判のよい営業スキル研修を探しました。いろいろと調べ、体験セミナーにも出て間違いないと思った講師をお願いし、若手営業担当者100人に実施しました。受講者の評判は大変よく、満足度は過去最高の結果でした。
全員が受講し終わって3カ月くらい経ったときです。再び営業部のトップが来て、次のように言ったのです。
「この前の営業研修だけど確かに評判はよかった。しかし、3か月もたつとみんな忘れてしまったようだ。何かフォロー研修でもした方がよいだろうか?」
【問い】
(3) このまま再度フォロー研修を実施したとしましょう。その結果どのような状況になると思いますか?
(4) この状況であなたならどうしますか?
(5) 人材開発部の同僚と各自の答えと根拠について議論してみてください。
パフォーマンス・コンサルティングⅡ
研修効果にこだわる人事・人材開発スタッフには、おすすめの一冊。人材開発部のビジネス志向を高めるための具体的なフレームを整理した本です。
人材開発の上流で役立つ情報が満載です。
>>「研修だけが解決策ではないかも?」と思ったときは
>>研修効果測定の情報がほしいときは
→ATD2016報告-研修効果測定のカークパトリックの新4レベル
→研修効果測定のルーチンンにしよう-サクセスケースメソッド(SCM)
>>人材開発ニーズを広くとらえる考え方を知りたいときは
鹿野 尚登 (しかの ひさと)
1998年にパフォーマンス・コンサルティングに出会い、25年以上になります。
パフォーマンス・コンサルティングは、日本企業の人事・人材開発のみなさまに必ずお役に立つと確信しています。
代表者プロフィール
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